くるりの名曲「東京」を弾いてみよう!
こんにちは。ギタリストの出葉広貴です。
東京に出てきた主人公の心情を、自分に重ねた人も多いのではないでしょうか。
僕も上京してから、ぼんやりとこの曲を聴いていた覚えがあります。
まずは曲の紹介を少し。
「東京」は1998 年発売のくるりのファーストシングル。 作詞作曲はくるりのギターボーカルである岸田繁。 ファーストアルバム「さよならストレンジャー」にも収録されました。
シュガーフィールズの原朋信からデモ録音時にアンアーバーの曲を聴かされ、それに感銘をうけ一気に書き上げたというエピソードが残っています。
東京に出てきた主人公が、ふと思い出してしまう"君"について書いた感傷的な歌詞と、それに伴って盛り上がるギターが特徴的な楽曲で、岸田繁は「はじめて素直な気持ちが書けた」とこの曲について語っています。
のちには映画『ソラニン』や『モテキ』の中でも劇中歌として使用されたので、こちらで知った方もいるでしょう。
コードの押さえ方とチェンジするタイミングを分かりやすくするため、動画にまとめました。
この曲の中でも特徴的なのは、イントロのコードの押さえ方でしょう。
ルートと3度の2音だけを弾くことで、しっかりとコード感を出しつつ、さらにはメロディとしての響きも確立しています。
2音だけをきれいに響かせるには、他の弦をうまくミュートする必要があります。 コードフォームと押さえ方を見てみましょう!
A
X
X
6小
X
X
5中
E
X
X
13小
X
X
12中
B
X
X
8小
X
X
7中
C#m
X
X
9薬
X
X
9中
F#m
X
X
2薬
X
X
2中
G#m
X
X
4薬
X
X
4中
コードの押さえ方には共通点があり、メジャーは中指と小指、マイナーは中指と薬指を使って押さえています。
こちらがメジャー・コードのフォーム。
そしてマイナー・コードのフォームです。
どちらのコードも中指は6弦をおさえつつ寝かせることで5弦をミュート、人差し指を軽く当てることで4~1弦をミュートしています。
このように二重に対策することで、しっかりとストロークしても雑音が出ないようにミュートできるのですね。
間奏にもこのコード・フォームが登場するところがあるので、この押さえ方を参考に弾いてみてください!
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